白ゴマみたいな虫がゴミ箱付近に?原因や駆除対策

ハエ コバエ

ゴミ箱に何やら白ゴマのようなものが!この白ゴマみたいな虫の正体、実はコバエのサナギなんです!このサナギを放っておくと、3日後にはコバエが大量発生することに!しかも、このサナギには薬剤が効かないため、完全駆除するには大変な苦労を強いられます。ここでは、白ゴマみたいな虫の発生原因やその駆除対策についてまとめました。

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白ゴマみたいな虫、いったい何?

ゴミを片付けようとゴミ箱を見ると、何やら白ゴマのようなものがびっしり付いていたり、キッチンの床にぽろぽろと落ちているなんていうこと、ありませんか?

この白ゴマのような、米粒に似た物体は一体なんなのでしょう。

答えは、コバエのサナギです!

普段の私たちの生活の中で目にするコバエは、ショウジョウバエやチョウバエ、ノミバエなど、体長数ミリの小型のハエです。

その中でもよく目にするショウジョウバエの卵の大きさは、なんと1mmにも満たないほどの小さなものです。

さらに、食品などに卵を産みつけるノミバエの場合、卵の大きさは長さ1mm、直径0.3mmで、半透明をしています。

1匹のメスが生涯のうちに産む卵の数は数百個と言われています。

食べ物や生ゴミに卵を産み付け、そこから成長するまでたった3日ほどといわれていますので、この白ゴマのようなサナギを見つけたら、完璧に駆除しておかなければ大変なことになるのです。

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コバエが増える原因とは?

コバエの発生源は、残飯やジュースの残り、生ゴミ、腐敗物、排水管や下水などです。

コバエは湿気を好みますので、流し台の三角コーナー、お風呂や洗面所などの配水周辺のぬめり、ゴミ箱の中や周りなどに集まります。

室内に観葉植物があれば、そこへ産卵します。

白ゴマの駆除方法!

観葉植物に付いていたら、まずは土を換えましょう。

コバエは湿気を好みますので、観葉植物の置き場も湿気が多くないところへ変えましょう。

ゴミ箱周辺で見つけたら、まずはゴミ箱をきれいに掃除し、ゴミ袋の底には新聞紙を敷いて湿気を防ぎましょう。

配水周辺のぬめりはハイターなどで掃除し、水分を残さずしっかり拭き取ってぬめりの発生を防ぎます。

生ゴミは特に、中の水分が腐ることで菌が繁殖してしまうため、こまめに捨てるか、水分を充分切った状態で密封しておきましょう。

新聞紙でくるみ、ビニール袋に入れて空気を抜きます。

これなら密封できて臭いも防ぐことができます。

コバエのサナギは薬剤に強く、完全に駆除することは難しいです。

コバエのサナギを見つけたら、雑巾やモップでかき集め、ゴミ袋に入れてしっかり密閉し、すぐに捨てるのが一番です。

もしも掃除機で吸引してしまったら、やはりすぐに掃除機の中のゴミを、密閉した状態にして捨てましょう。

掃除機で吸引し、ゴミをそのままの状態で放置していると、コバエのサナギが掃除機の中で成長し、大量発生してしまいます。

いずれにせよ、ゴミは溜めずにすぐに捨てることが肝心です。

新たな発生を防ぐために

乾燥しにくいところや、腐敗物があるような場所は要注意です。

発生源になるような場所の衛生管理や清掃は重要です。

ハイターのような洗浄剤を使用したり、熱湯をかけて卵や幼虫を死滅させてください。

徹底的に駆除ができたとしても、継続していくことはかなり大変です。

日頃から虫が発生しにくい環境作りを心掛けましょう。

酢には、抗菌・消臭効果があります。

酢と水を同量ずつ混ぜたものを霧吹きに入れておき、使い終わったあとのシンク周りやゴミなどに振り掛けましょう。

重曹や使い終わったコーヒー豆にも同様の効果があります。

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