この記事では、湿気虫 チャタテムシの画像、寿命や卵、生態についてご紹介します。
■湿気虫 チャタテムシの画像
湿気の時期、暑いの季節。
なかなかあけない梅雨時。 ジメジメと湿気が漂う季節。
そんな時によく見かける白い虫、あなたの家にもいませんか?
本の間や、ふと目を落とした床に、小さな白い虫がいれば、それはチャタテムシかもしれません。
放置しておくと、大量発生してしまう場合もあります。
(紙袋の中で大量発生したチャタテムシの画像⇓)
最初は、「ダニかしら」と思って、指でプチっと潰す方も多いようですね。
梅雨の時期など、ジメッとした頃によく見かける家虫の一種です。
拡大してみると、白い蟻のような昆虫です。
あまり気持ちの良いものではありませんね。
対策としてダニよけスプレーをしてみたり、畳を 天日干してしみたりしても、
なかなか減らない厄介な虫でもあります。
梅雨時は、季節柄がなかなか外に干せないこともあり、なんだか気分もそぞろになってしまいますね。
ダニにしては大きく、肉眼で確認出来るので気になってしまいます。
シロアリにしては小さいような1~2ミリ程度の白い虫。
それがチャタテ ムシなのです。
■チャタテムシの寿命や卵、生態は?
昆虫網咀顎目のうちの寄生性のシラミ、ハジラミ以外の微小昆虫の総称がチャタテムシ。
無翅(羽をもたない) と有翅(羽がある)に大きく分けられるようです。
無翅のチャタテムシはコチャタテ科、 コナチャタテ科などの昆虫。
体長は1~2ミリほどの小さいものがほとんどです。
形状がシロアリっぽく、書物や乾燥食品、標本、皮革製品などを食べます。
有翅のものはチャタテムシ科、ホシチャタテ科で、体長は3~7ミリ程度。
カビや 地衣類を主に食べるようです。
チャタテムシの寿命は5か月~半年以上ともいわれています。
また、チャタテムシは単体生殖というやっかいな繁殖方法で数が増えていきます。
メスは生まれてからすぐ、交尾せずに一日に1~2個の卵を産み、どんどん数を増やすのです。
衣服や食品までも被害が及ぶのでやっかいなチャタテムシ。
見かけたら、対策をしたほうが良いでしょう。
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■チャタテムシは体に害はあるの?
畳や、ベット。
ホコリやカビくさい環境はチャタテムシにとってパラダイスです。
チャタテムシの死骸やフンなどがア レルギー喘息の原因にもなるとは、
数年前に一部の番組でも取り上げ られていたようですね。
なんとかいなくなってほしい。減らしたい。
さて、どうしたらいいものでしょう?
■チャタテムシ 駆除の方法は?
チャタテムシの生態を見てみると、
暑さに強く湿気にも強いけれど、寒さに弱く乾燥に弱いのが特徴です。
即効性がある駆除方法としては殺虫剤が効果的ですが、
こまめに換気や風通しをよくして、湿気を追い出 すのが根本的な解決方法になります。
湿気をため込まないことと、チャタテムシのエサとなるカビを除去することが、
チャタテムシの駆除には効果的です。
とはいえ、梅雨から夏にかけてはなかなか湿気も多く、換気だけでは湿気を追い出すのは難しいですね。
洗濯物を部屋干しするなど、ジメッと湿気をためこみがちです。
こうした時期には、除湿器やエアコンのドライ機能を上手に使いましょう。
部屋を閉め切って、除湿器をかけ、なるべく湿気をため込まないようにします。
あまりにひどい場所には、粉末の殺虫剤を 撒いてみるのも一つの方法です。
ただし、お子さんやペットがいるお家は避けたほうが良いでしょう。
アルコール で拭き掃除をするのも減少につながるようです。
昔だと、湿気をためたくないところに新聞紙を置いていたご家庭もあるようですが、
逆にそこがチャタテムシの繁殖場所になっては元も子もありませんね。
押し入れや靴箱など、湿気がたまる場所には炭を置いたり、
コーヒーのドリップ後の粉を乾燥剤代わりに使うのもよいでしょう。
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