チャタテムシと聞くと知らない方も多いと思いますが、
チャタテムシはダニ類と誤認されることがよくある虫で
古い本などを開くと出てくるダニのような虫。
きっと誰でも見かけたことあるのではないでしょうか?
大量に発生していなければ別に問題ないそうですが、
発見すると驚きますよね。
できれば発見することもなく過ごしたい。
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■チャタテムシの生態
チャタテムシは古本の他にも、穀類や乾麺、ダンボール、畳やござといったものに生息しています。
体調は1~2mmで淡褐色、全体にやわらかく弱々しい印象で、室内で済むチャタテムシにはほとんど羽根がないです。
多湿で薄暗い環境を好み、カビを食べています。
チャタテムシの寿命は、条件が良ければ半年以上と言われています。
25度以下で、湿度が55%を下回ると成長しないとされているので、梅雨~秋を乗り切れば、普通は自然と消えて見なくなるものです。
■チャタテムシの駆除方法
業者に依頼して駆除していただければ一番かと思いますが、それなりに費用がかかるようです。
自分で駆除するのであれば市販の噴煙タイプの殺虫剤(バルサンなど)が使えます。
その際、押入や戸棚の扉は開け全体に薬剤が行き渡る様にしてください。
そして、出来れば殺虫剤を使用してから約1週間後にもう一度殺虫剤を使用することをお勧めします。
アタマジラミと同じで、すでに産みつけられている卵には殺虫剤が効きません。
卵が孵化する約1週間後を狙ってもう一度殺虫するというわけです。
なお、殺虫剤以外ではナフタリン(防虫剤)、防カビ剤、乾燥剤も予防、駆除に効果があるそうです。
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■チャタテムシの発生を防ぐためには
一度駆除してもまた発生するのでは?と不安ですよね。
チャタテムシは主にカビを食べているため駆除した後も家の中にカビがあるとまたチャタテムシは発生してしまいます。
そこで駆除した後に大切なのは、チャタテムシが発生しない環境を整えること、つまりチャタテムシの食料源であるカビを家から失くす、防カビ対策がとても大切です。
■家の防カビ方法
一旦すでに生えているカビまたはカビが生えてそうな壁や畳はエタノールで拭き取りカビを除去します。
カビがなくなったら、カビが生えないように窓や扉を開けて風通しを良くし、乾燥させ、畳は日光に当てるなど除湿を心がけると良いです。
お掃除をする際は面倒ですが置いてあるものはできる限りいったん動かして掃除する方法がオススメです。
と言う事で、チャタテムシの駆除方法から発生させない方法まで紹介させていただきました。
じめじめしているこの時期にいかにカビの発生を防げるかが大きなポイントとなってくるようです。
最後にまとめてみました。
■まとめ
チャタテムシはカビを食べて成長する。
カビを発見したらエタノールで拭き取る。
駆除は市販の殺虫剤でも可能。
駆除の後の防カビ対策が大切!
カビが生えないよう風通しよく、日の光りを入れるなど乾燥・除湿を心がける。
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