メイガの幼虫や卵の大きさと特徴!駆除方法は?

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お米や小麦粉を保管した容器の中からが出てきたことはありませんか?もしかしたらメイガの幼虫に食害されている可能性が!メイガの効果的な駆除方法はないと言われており、メイガの卵や幼虫の大きさはとても小さく、成虫に成長した頃には食品が食べつくされていることも!メイガの幼虫や卵の大きさと特徴、駆除方法についてまとめました。

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メイガとは一体なに?

出典:https://www.toonippo.co.jp

メイガとは、鱗翅目メイガ科に属する昆虫の総称をいい、小・中型の蛾を言います。

日本では、ツヅリガ、ツトガ、オオメイガなど、形や色彩、斑紋などによって10亜科に分けられ、650以上もの種類がいるとされています。

細長い体に長い脚を持ち、触角は単純で、多くの種のメイガが、前翅の長さの2分の1くらいの長さをしています。

昼間に飛ぶ種類のメイガはごく一部で、ほとんどのメイガは夜行性です。

ほとんどの成虫は翅を広げても1.5~2cm程度の大きさしかなく、米などの臭いを飛び回って嗅ぎつけると、そこへ卵を産み付けます。

メイガが卵を産み付けるのは、米ヌカや小麦粉などの穀粉をはじめ、穀類、乾燥果実、コーヒー豆、調味料、クッキーやチョコレートなどの菓子類など、あらゆる食品がターゲットになります。

また、飼料やペットフード、時にはドライフラワーなどからも発見することがあります。

成虫はこれらの食品を食べることはなく、あくまでも産卵のみ、寿命は1週間程度しかありません。

20℃以上で活動を開始し、25~32℃の温度で一番活動や繁殖が盛んになります。

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メイガの卵・幼虫の特徴

メイガの成虫が産む卵の数は、約200個です。

卵の色は白くて小さく、卵の状態で私たちが発見することはとても難しいです。

幼虫においてもとても小さくて見つけづらく、成虫に成長するまで発見が遅れることがほとんどです。

幼虫は、米や小麦粉、豆類、乾燥果実、乾麺といった乾燥食品を主に食べて、1cmほどまで成長します。

お菓子やインスタント食品の袋などを食い破り、中に入り込んで食べることもあります。

幼虫は白い糸を吐きながら穀粉などのエサを綴って食べ続けます。

幼虫は、越冬して春になると、サナギになるために天井の方へ移動し、白い糸を出してサナギになり、約1週間で成虫へと羽化します。

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メイガの駆除方法とは?

メイガの場合、主に食品に発生する害虫のため、薬剤で一気に駆除することができません。

メイガが発生してしまった食品は、食べるのを諦めて捨ててしまうか、残したい場合は地道に捕獲するほか、取り除く方法はありません。

メイガを発生させて食品をダメにしてしまわないためには、とにかくメイガを発生させない環境作りが重要になります。

つまり、メイガが快適に過ごせる環境にしないことです。

メイガにとって、直射日光や高温、湿気、長い期間放置されている食品のようなエサが揃っている場所が最高の場所となります。

メイガのエサとなる可能性のある食品は、冷蔵庫の野菜室や湿気の少ない冷暗所に保存しましょう。

保存する場合も、密閉式の容器に入れて保存します。

密閉式容器に入れておけば、万が一メイガが発生したとしても、被害はその容器の中だけで済みます。

お米や小麦粉、片栗粉などの粉類のほか、砂糖にもメイガが付くことがありますので、これらは全て密閉式容器で保存するのがおすすめです。

紙やビニール袋での密閉は、食い破って侵入してくる恐れがありますので、とにかく密閉式容器に入れて乾燥が保たれる場所で保存しましょう。

保存期間も、長く放置せず早く使い切るようにしてください。

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