台所の引き出し、小道具を持ち上げたら、その下に小さい虫が…。
その虫は、湿気虫かもしれません。
大量発生する場合もあるので、見かけたら対策をしておくほうが良いでしょう。
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■退治方法や卵について
台所に小さく白い虫を見かけることがありませんか?
特に梅雨の季節になると、じめじめした風呂場や台所に、
あまり見かけない虫達が発生してお困りの方も多いようです。
いろいろな虫達の中に白くて小さな虫がいる場合があります。
その代表的な虫が『チャタテムシ(別名湿気虫)』という小さい虫です。
どこの家にもこの時期になると発生しやすく、直接的に害はないですが見つけると気持ち悪くて「うえ~」ってなりますよね!
この『チャタテムシ』はお米や開封してあるそうめんなどに1mm位の虫がうごめいてたらチャタテムシ(湿気虫)と思って下さい。
毒があるわけではないですが、気持ち悪くてお米やそうめんを食べる気にはなりませんね。
チャタテムシ(湿気虫)の大好きなエサは「カビ」なんです。湿ったホコリ臭いところにはカビが生えてきますよね。
その「カビ」を食べにチャタテムシ(湿気虫)がたくさん発生してしまいます。
「カビ」が大好きなチャタテムシは、湿ったホコリ臭いところに「カビ」は生えてきますよね。
それを、食べにチャタテムシがたくさん発生してしまいます。
■チャタテムシの生態を知って、対策を!
さて、春先から梅雨時によく見かけるこのチャタテムシはどんな生態でどのようにして増えて行くのか?
実は、雄はいないのだそうです。
一般的に昆虫だと、雄と雌が結婚して卵を産む・・・・・という感じですよね。
ところが、このチャタテムシは単体生殖で卵を産むそうです。
1匹だけですぐに産卵できてドンドン増える虫なんです。
チャタテムシの卵は生まれてから10日間から20日間程度で孵化するそうです。
驚きなのが、孵化して4日目位で産卵ができるとのことです。
その上、一生の間に100個から200個の卵を産みますので、ワシャワシャ増えて行くことになります。
チャタテムシは湿度とエサがあれば5ヶ月位生き延びるらしいですので、すごい数で増殖していくことになりますね。
チャタテムシは、温度が25度~29度 湿度が75%でエサとなる「カビ」生えてくるような高温多湿の所が大好きです。
台所やお風呂場などに大量に発生している可能性大ということになりますので、掃除がてらによくチェックしてみましょう。
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■チャタテムシ 対策とは?
これだけ卵を産んで増殖していくチャタテムシですが、よく考えて下さい。
逆に考えると条件が悪いと育たないということにないますよね!
チャタテムシは弱い昆虫なので、正しい対策をすれば数を減らすことが可能です。
バルサンや燻煙材やスプレー状の殺虫剤もすごく良く効くので、収まったような感じはありますが、10日もすればゾロゾロと出てくるのだそうです。
それは、卵には殺虫剤は効かないからだそうです。
ですから、バルサン、燻製材、殺虫剤を使用するのであれば、10日ほど経ったら繰り返し薬剤を使用するという方法もあります。
または、チャタテムシがいるところはよく掃除してほこりを取り風通しを良くして温度、湿度をさげておくと基本対策になります。
カビが生えていたところは、掃除後に消毒用のエタノールを染みこませたタオルや布で拭いておくとよいでしょう。
チャタテムシが好物のカビが生えなくなり、カビ防止になりますし、チャタテムシの繁殖防止にもつながりますね。
また、冬になれば自然と見かける数は減っていきます。
冬場にしっかり換気や大掃除をして、家のホコリ・カビを取り除いておくと、
翌年は気持ちよく過ごせますよ。
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