梅雨の時期はジメジメしていますね。
こういう蒸し暑い時にお家で気になるのはカビやダニだと思います。
そこで今日は、気になるものの1つ、ダニについて、
ケナフ 白いダニの駆除方法などについてまとめていきましょう。
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■ダニはどこで繁殖する?生態は?
まず、ダニは家の中でもどういうところに繁殖しやすいのでしょうか。
一般的に家の中にいるダニを「屋内塵性ダニ類」と総称されています。
屋内塵性ダニ類にはヒョウヒダニ(チリダニ)類・コナダニ類・ツメダニ類がいます。
その種類の中で、7~9割を占めるのが、ヒョウヒダニ類のコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニです。
(出典:www.geocities.jp)
ヒョウヒダニ(チリダニ)はほぼ1年中見られるダニで、 じゅうたんや家具等に多くいます。人を刺したりはしません。
でも、大発生した際、このダニの体や死骸、糞がアレルギー性疾患の原因(アレルゲン)となります。
人のフケ、アカ、その他有機物を食べて増殖し、
なんと、フケやアカ、汗1gで約300匹のダニが生息できます。
温度20~30℃、湿度60~80%の高温多湿を好みます。
まさに、今の梅雨の時期がヒョウダニにとって好む環境だといえます。
また、台所で白い小さな虫をみたことはありませんか?
これはダニではなく「チャタテムシ」という昆虫です。
ダニと同じように高温多湿を好み、繁殖力がすごいです。
ダニと違うのは、チャタテムシは人間の食糧が大好きで小麦粉や鰹節、乾麺に繁殖します。
また、カビも大好きで梅雨時期から秋、冬まで繁殖する可能性があります。
冬は結露ができ、それを放っておくとカビができます。
そのカビを餌に繁殖するのです。
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■ダニの駆除方法とは?
それではこれらのダニはどうやって駆除すればいいのでしょうか。
1つはこまめに掃除をすることです。
ダニの死骸や糞を掃除機で吸い取ります。
埃があるなしに関係なく、掃除機をゆっくり丁寧にかける事が大切です。
掃除のあと、掃除機の中のゴミを捨てるときは周りに飛び散らないようにし、袋は密封しましょう。
天気が良い日は、こまめに布団・枕を干し、取り込む際には表面をよく払いましょう。
たたくと、ダニの死骸やフンが細かく砕けて、逆効果です。
布団の 表面に出て来たダニの死骸や成虫を念入りに掃除機で吸い取るのが効果的です。
カビなどの繁殖を抑えるために、アルコール除菌も効果的です。
エタノール消毒液と水を混ぜて出来るので、安くすみます。
ドラッグストアに売っています。
なかなかダニの全てを駆除するというのは難しいかもしれません。
繁殖力の強いダニは1ペア(2匹)でたった3ヶ月の間に、100万匹以上に増えてしまいます。
なので、こまめに掃除機をかけ、ダニの数を減らすことが大切です。
■ダニ抑制に注目のケナフボード
また、ダニやカビの繁殖を抑えるのに「ケナフボード」というものが注目されています。
(出典:http://www.kinosirokoubou.com/)
ケナフボードとは地球環境に配慮されたケナフ繊維で出来ており、家を建てる際に使用されます。
薄さの割に十分な強度を持っている上、湿気を逃がす透湿効果もあるのでダニ・カビの繁殖も抑えることが出来るそうです。
ダニ・カビの繁殖を抑えて、健康的な毎日を過ごしましょう。
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