夏が近づくと、家の中に手のひらサイズの大きな蜘蛛が出た!と驚く方も。毒があったり危険なのでは?と心配になるかもしれませんが、益虫アシダカグモかもしれません。見た目は恐ろしいですが、家に住み着くいや~なアイツの天敵なので、退治しないほうが良いといわれていますよ。
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家の中に大きい蜘蛛!驚く声が続々(種類や生態について)
出典:https://rr.img.naver.jp
家の中に大きい蜘蛛が居たらびっくりしてしまいますよね。ただ、その蜘蛛は益虫なのだとか。さて種類や生態はどのようになっているのか見てみましょう。
大きな蜘蛛のなまえはアシダカグモといいます。アシダカグモは家の中に巣を作らないので、家の中や天井が汚れる心配は実はないのです。
アシダカグモの子もタマバエやユスリカ・ショウジョウバエをえさに捕まえながら食べる習性があります。夜行性で歩き回って探します。
そのアシダカグモはゴキブリを主食としているため、ゴキブリが居ると捕獲してくれます。家の中のゴキブリをすべて食べつくすと他の場所に移動するそうなのです。
寿命は5~7年ぐらいでメスがやはり長生きをするようです。アシダカグモに捕食されたゴキブリの死骸や破片は、蜘蛛の抗菌作用のある液体が注入されているため病原菌が繁殖しないので衛生的にも安心できるということが言われているようです。
サイズが大きすぎることにより気持ちが悪いと思うこともありますよね。
アシダカグモ以外には、南西諸島にいるオオハシリグモがいるようです。外来種のようで、インドがもともとの生息地なのだとか。
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アシダカグモを退治しないほうがいい理由
害虫を取り去ってくれるから退治しないほうが良いのです。しかし、どうしても嫌いな方もいらっしゃいますよね。
ゴキブリや虫を食べてくれるために基本的には退治をしないほうがよいです。食べつくしてしまったら、勝手に出て行ってしまうため、排除する理由はそこまではありません。
基本的には危害を与えないし隅々までパトロールをしてくれるのです。
怖くても基本的には放置して害虫を食べてもらいましょう♪
アシダカグモ、どうしても退治したいなら
虫取り網を使い捕まえた上から瞬間冷凍スプレーなどをふりかけると退治することはできますよ。
蜘蛛の場合は足の裏で味覚を感じることができるため、窓やドアなど通り道になると思われる部分に酢のスプレーを撒くのも一つのやり方ですね。それ以外には、コーヒーなどを置いておくと、コーヒーで中枢神経がやられてしまい、思考回路が崩れるようになります。
餌となるハエやゴキブリなどの害虫がわかないように、日ごろから密封できるごみ箱に生ごみを捨てるなど気を付ける必要がありますね。
窓や通気口など入ってきそうなところがあったらエッセンシャルオイルを焚くことやスプレーなどをふるのもありですよ。
バルサンなどや散布剤を撒いてしまうと、死滅させることはできますが、強力になったゴキブリなどが駆除できなくなります。アシダカグモは益虫なので、退治するのは少し考えてみてもよいかもしれませんね。
部屋の中の害虫を外に出してしまうような方法を探すのが結果的にはアシダカグモを排除する方法に近づくには一番早いのかもしれませんね。
埃や塵などが残らないように気を付け、隅々まできれいに掃除を徹底することが一番の近道です♪