ハダニ駆除、室内の観葉植物に効果的な方法3選

ハダニ

自宅の観葉植物が急に元気がなくなった、それはハダニが原因かもしれません。

クモの仲間であるハダニは、糸を吐いて風に乗り、室内に入ってくるんです!

ハダニが付いたまま放っておくと、大切な観葉植物は枯れてしまいますよ。

ハダニを見つけたら、すぐに駆除しましょう!

ハダニ駆除について、室内の観葉植物に効果的な方法をまとめました。

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観葉植物につくハダニとは?

出典:http://yasaitosyokubutsubyoukitaisaku.com/

ミカンハダニやカンザワハダニ、ナミハダニなど、その種類も豊富なハダニは、クモの仲間です。

観葉植物に発生すると、まるで肥料が切れたかのように、葉色が退色してしまいます。

テーブルヤシなどのヤシ系やコンシンネなどのドラセナ系全般、ポトスなど、あらゆる観葉植物に発生します。

主に葉の裏側に寄生しており、とても小さいので肉眼で発見するのは難しいです。

駆除しないでそのまま放置していると、葉に白くて細かい斑点ができ始め、症状が悪化すると葉全体が白くなって枯れてしまいます。

大量に発生すると、蜘蛛の巣状態になることもあります。

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ハダニ駆除、効果的な方法3選

一般的に、ハダニを一発で完全駆除することはとても難しいです。

ハダニは、薬剤抵抗性が付きやすく、薬で駆除しても卵や生き残りがでること、発生しやすい環境が整えば急激に増え、室内では天敵になるものがいない、というのが理由です。

また、ハダニは高温・乾燥した環境を好むので、室内はハダニにとって最高の生育環境になるのです。

薬を散布して駆除できたとしても、また発生してしまうのはそのためです。

しかし、こまめな管理を心掛ければ、大切な観葉植物をハダニから守ることができますよ。

その方法は、「水で流す」・「葉水をする」・「薬剤を使う」の3通りです。

ハダニは、水にとても弱い虫です。

室内の観葉植物を室外へ出し、ホースなどで勢いよく水を掛けてください。

その際、葉の裏側にも掛けることが重要です。

また、水を嫌うハダニにとっては、水自体に殺虫効果があります。

霧吹きなどで毎日観葉植物に水を噴射していると、徐々に減らしていくことができます。

もちろん、葉裏にも忘れず葉水を行って下さい。

最後は、薬剤を使う方法です。

薬剤を使うメリットは、即効性があるということです。

しかし、小さな子供やペットがいるご家庭では、あまり使いたくない方法かもしれません。

駆除に薬剤を使用する際は、子供やペットが吸い込まない場所で行ってください。

害虫の種類によって、使用する薬剤や使用方法が違いますので、よく確認した上で使用しましょう。

いくつか効果的な薬剤をご紹介します。

観葉植物の虫に効果があることはあまり知られていませんが、「キンチョール」が効くようです。

スプレータイプの「ベニカマイルドスプレー」は天然系です。

バロックの「フロアブル」を水で薄めて霧吹きをします。

ダニサラバの「フロアブル」は、即効性がある上、金額もお手頃です。

ハダニ対策は予防が大事!

ハダニの駆除が終わっても、その後の管理や手入れを怠っていると、また発生させてしまうことになりかねません。

ハダニ予防のポイントは、観葉植物を健康に育てることです。

じめじめとした湿気の多い環境は、根腐れの原因にもなり、害虫が付きやすくなります。

観葉植物は、湿気の多い場所を避け、風通しのいい場所に置きましょう。

枝葉が茂るようなら、適度に剪定をし、風通しをよくしましょう。

水やりの頻度や量が多いと、蒸れる原因になります。

休眠期に入る冬は特に、乾燥気味に育てましょう。

観葉植物を元気に育てるコツは、清潔な環境を整えてあげることです。

枯れ葉や葉についたほこりがあれば、こまめに取り除き、清潔な環境を整えていきましょう。

土を清潔に保つことも重要です。

買ってきたままの状態で観葉植物を育てていませんか?

どこからともなく害虫がわいてきたら、それは周囲からではなく土にもともと潜んでいたかもしれません。

植え替えをし、土の状態を改善しましょう。

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