ルビーロウカイガラムシの駆除方法!画像や原因

カイガラムシ 駆除

カイガラムシという害虫を知っていますか?家庭でガーデニングをしている人なら知っている方もいますよね。

貝殻虫は、樹木や花・木に寄生して樹液を吸い取って生きている害虫で、カイガラムシが発生してしまうと樹木や花は弱ってしまい、最悪な場合は枯れてしまいます

カイガラムシの種類はとても多く、日本だけでも約4,000種類もいます。その中でも比較的数が少ないのが「ルビーロウカイガラムシ」です。

ルビーロウカイガラムシの被害は、他のカイガラムシよりは少ないのですが、主に家庭に植えている庭木の「ソヨゴ」という木に発生する害虫です。

自分の庭木に害虫がびっしり大量に発生してしまったら発狂してしまいますよね。今回は、庭木の害虫「ルビーロウカイガラムシ」の生態や駆除方法を紹介したいと思います。

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ルビーロウカイガラムシとは?生態や画像

では始めに、ルビーロウカイガラムシの画像を紹介します。

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出典:https://upload.wikimedia.org

私は虫が嫌いなのですが、他のカイガラムシに比べると比較的気持悪くないような気がするのですが、皆さんはどうでしょうか?

このルビーロウカイガラムシは、別名ルビーロウムシといいカイガラムシの一種です。

成虫の大きさは、4mm~5mmで、色は赤紫色で背中は半球形に盛り上っていて、厚くロウ物質で覆われています。

この背面を包むロウ物質が赤・紫のところから、宝石のルビーに例えられこの名前がつけられたといわれています。

日本では、関東地方以西の平均気温が14度の等温線に定着して発生しています。

樹木から樹液を吸い取るので、吸われた樹木や果実は弱ってしまい枯れてしまう場合もあります。

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ルビーロウカイガラムシの発生原因は?

ルビーロウカイガラムシは、本来は東洋熱帯地方が原産なのですが、今では世界各地に発生し、日本でも関東地方以西に発生しています。

日本にルビーロウカイガラムシの発生した原因は、明治初期に柑橘苗に付着して侵入したといわれています。

明治30年に長崎で発見されたのが一番最初だと伝えられています。

明治時代の農薬で駆除も行われたようなのですが、あまり効果がなく大量に発生し、被害が拡大したようなのですが、ハチが防徐になるとわかり被害にあった場所でハチを放飼した結果、昭和30年代には被害が非常に少なくなったようです。

その成果が現在も続いているので、他のカイガラムシよりは、ルビーロウカイガラムシの被害は少なくなっているようです。

でもまだ完全には駆除できていないため、庭木にて繁殖してしまうようです。

次の章で、ルビーロウカイガラムシの駆除方法を紹介します。

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ルビーロウカイガラムシの駆除方法

ルビーロウカイガラムシは、5月~7月にかけて孵化するので、それまでに駆除するのが一番良いです。

駆除の仕方は、カイガラムシ専用の殺虫剤も幼虫の場合は効き目があるので、それで対処してください。

孵化して成虫になってしまった場合は、殻が邪魔で薬剤があまり効果がないので、手作業になりますが、歯ブラシなどを使って落としていきます。

そして、できることなら毎日観察して、幹に残っている場合は、手か殺虫剤で駆除してください。

予防対策としては、冬季に石灰硫黄合剤かマシン油を撒くといいでしょう。

大切な植物を、貝殻虫から守って美しく保ちたいですね!

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