こちらの記事では、畳に出る虫 紙魚(シミ)の駆除やアロマ、退治方法についてご紹介します。
畳でよく見る虫 紙魚(シミ)とは?
トイレや畳のある部屋で銀色の虫を見た事がある方がいらっしゃるかもしれません。
体長4・1mmほどで、ダンゴムシを平たく伸ばし、触覚のようなものが頭とお尻に伸びた、銀色の虫です。
海の岩場なのでみかける、ゲジゲジ(フナムシ)に似ている見た目をした虫です。
出典:home.kendomo.net
この銀色の虫は、英語では「silverfish」、日本では「シミ(衣魚・紙魚)」と言う害虫です。
日本語の名前の由来は、本を食べたり、木綿やウールの服を食べること。
また、魚のようなウロコ状な見た目と、魚がくねるようにして走る姿から、この名前がついたそうです。
※ただし、本に細長いトンネルのような穴を開ける虫はシバンムシ(死番虫)という別の虫です。
⇒ジンサンシバンムシ 原因や駆除方法、幼虫や卵の画像について
動きが速く、暗いところが好きで、昆虫にしては長生きな約7年の寿命と言われてます。
紙くずなども食するため、トイレットペーパーの紙くずなどがあるトイレでも出没するようです。
放置していたら増えるばかりなので、見つけた時に駆除することをオススメします。
家の中に定着させないための予防が欠かせません。
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シミ 虫の駆除方法
紙魚(シミ)を駆除する対策としては以下の1~5を参考にしてください。
1)防湿を心がけ、出没する場所を湿気させず乾燥させる。
2)紙くず、食品くずが落ちてないように、毎日、掃除機・拭き掃除などで清潔を心がける。
3)紙魚を発見したら、殺虫剤などで駆除する。
4)衣類や書籍など保管する場所に防虫シートを置く。
5)畳の下に新聞紙を敷いてる場合は、新聞紙を破棄して防ダニシートを敷く。
まず、シミが生息しにくい環境を整えることが大切です。
そうしなければ、たとえ目に見える範囲のシミを駆除しても、またすぐに現れます。
殺虫剤ですぐに死んでしまう弱い虫ですが、殺虫剤には抵抗ある方も意外と多いですよね。
次の項目では、殺虫剤以外でシミを駆除する方法をご紹介していきます。
シミ虫の駆除にはアロマでも!
燻煙剤やスプレー型の殺虫剤は効果的に紙魚を駆除できますが、
抵抗力や免疫力があまり無い子供やお年寄りがいらしたり、
ペットを飼っているご家庭では、なかなか使いたくないですよね。
そこで、殺虫剤を使用しない駆除方法をいくつかご紹介します。
ハーブ
最近では害虫が嫌がるハーブの利用が注目されています。
紙魚が嫌がるハーブは、なんとラベンダーです。
私たちにとっては良い香りでも、紙魚にとっては嫌な香り。
香りに癒されながら、紙魚も退治出来たら一石二鳥ですね。
ラベンダーを使ってどのように退治するかと言うと、
まずはラベンダーのアロマオイルを手に入れます。
最近ではいろんなお店で取り扱ってることも多く
ネットでも入手可能かと思います。
例えばこちらは、安くて品質も良くおすすめです↓
真正ラベンダー10mlアロマオイル/認知症/エッセンシャルオイル/精油
このラベンダーのアロマオイルを紙に数的たらして
紙魚を見かけた場所や出てきそうな場所においておけば
紙魚を寄せ付けなくなるそうです。お手軽ですね。
紙魚が外から侵入してきそうな場所に置いておけば
紙魚の侵入も阻止することができます。
ホウ酸団子
ホウ酸団子も子供やペットの手の届かぬ状況で使えるのなら
殺虫剤をつかわずして駆除する有効な手段の一つかと思います。
ホウ酸団子の作り方↓
・ふかしたジャガイモにホウ酸を混ぜてお皿の上にひろげます。
(紙魚がジャガイモの中に入って食するため、固く押し付けず、軽く広げる)
・紙魚がでてきそうな押し入れの中に入れて放置します。
・1~2日後にお皿の上のジャガイモをそのまま捨てます。
(ジャガイモの中に紙魚が入ってるので、ジャガイモごと捨てましょう)
これを繰返し行うと紙魚の駆除が行えます。
ホウ酸はドラッグストアなどで購入可能です。
人に対しても毒性がありますので、取り扱いは注意しましょう。
和紙を変える
紙魚は和紙に含まれるのりの成分を好むそうです。
障子付近で紙魚をよく見かけるときは、和紙がエサ場になっている可能性も。
障子を和紙からプラスチック素材のものに変えるのも手段の一つです。
シミの被害 体験談
母の親しい友人の話です。
父が高齢で亡くなり、使っていた1階の和室を物置部屋にしていました。
特に、普段あまり気ない衣類を多く置いていたそうです。
ある日、久しぶりに着物を着ることになり、その部屋を開けると…
サーっと畳の上を走り去る何か…!
その後、保管んしていた洋服類が見事に虫に食われているのを見て、
シミが大量発生してしまったと知ることになりました。
この場合、もともと湿気のこもりやすい1階の和室を、
しばらく閉めっぱなしにしていたのが主な原因ですね。
湿気を好むシミにとって暮らしやすい環境になっていないか、
あなたの家のお部屋や押入れをチェックしてみてくださいね。
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